「時間管理術」 [プロジェクト管理]
特にソフトウェア業界に特化した内容ではなく、営業や企画など(もちろんSEも含む)いわゆる非定型業務の方のための時間をうまく使う方法を説明した本です。「ホワイトカラーエグゼンプション」という言葉が出てきますが、今後非定型業務の方は作業時間ではなく、作業内容で給与査定が行われることが多くなると思います。残業をせず(少なく)仕事をこなすにはこうした時間管理術を身につける必要があるというわけです。
最初からはっきり明記してありましたがガントチャートやクリティカルパス・WBSなど、(PMIの)PMBOKのタイムマネジメントをベースにした内容となっています。
世の中にどれだけPMBOKを知っている人がいるかわかりませんが、PMBOKを知らない人は”なんだ、これは???”と思うかも知れません。しかし、ちゃんと説明してあるのでよく読めば(多分)わかると思います。PMBOKの知識がある人はスラスラと読めるのではないかと思います。そしてしっかりとレベル0~レベル5までのレベル判定もあります。
日経文庫のいわゆる入門系の本なのですが、他の時間管理術の本もこんな内容なんですかね~。ここまでPMBOKに追いかけられるとは思ってもいませんでした。
タグ:書籍 タイム・マネジメント
コメント 0