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「不思議な数πの伝記」 [雑感]

以前紹介した「異端の数 ゼロ」とは違い、今回のπの伝記はまさにπがいつからどのように計算されていったか、どんな特徴があるのかということを書いた数学歴史ものです。
πに該当する数値は聖書にも出て来るそうで、おおよそ3となっていますが研究者たちの間では3.14まで計算されていたとする説もあるとのこと(2箇所で出てくるのですが表記が微妙に違い、その誤差を考慮すると3.14という数字が出てくるということのようで)。0のように異端としては扱われなかったため、昔からその研究がされています。
現在では数兆桁まで判明しているそうです。
πそのものは無限数(繰り返しのない、無限に続く数)であるので、計算を繰り返していけば桁数はいくらでも延びるとのこと。スーパーコンピュータで600時間計算して数兆ですから、検証も大変でしょうけど。

ちなみに本の最後に10万桁のπの数値が出ていますので覚えたい!!という方はチャレンジしてみては。
(私は昔覚えた35桁前後が限界です)

不思議な数πの伝記

不思議な数πの伝記

  • 作者: Alfred S. Posamentier, Ingmar Lehmann
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2005/11/03
  • メディア: 単行本


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たーとる

この本を読んでいる小学生(4月から中学生らしい)を見ました。

中にある数式などの問題を「これやったよ」などと父親に説明していました。
確かπって小学生ではとてもアバウトにしか教えなかったような・・・。

とても優秀な小学生だったんでしょうね。小学生のうちからこうした本を読むなんてなかなか将来が期待できる子だなと思いました。

みなさんも負けずにがんばりましょう。
by たーとる (2008-03-16 23:52) 

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