富士通が品質検証の専門会社を設立

富士通が品質検証の専門会社を設立

自社だけではなく、グループ企業全体で品質検証するような取り組みなら面白い試みかもしれません。

品質を常時外部に委託するのか、それとも社内で検証するのか、非常に難しい判断だと思います。
外部に委託すれば、外部の視点で厳しくチェックできると思います。
でも外部に委託した時の障害発生時の責任はどこがとるのか、難しくなります。
内部ならば品質を保証した品質保証部門が責任の一端をとるという面が明確になります。そういった責任上ちゃんとチェックしてくれるでしょう。ただ、外部の視点、というか新たな視点というチェックが働かなくなる可能性もある。

個人的には社内に品質保証部門があったほうがいいように思います。その部署にリリース可否の権限を持たせないと、品質保証しないものがリリースされてしまう可能性があるから。問題が発生したら会社全体の問題ですから、外部に委託しなくてもかなりの効果は発揮すると思います。
ただし、品質管理部門には絶えず外部の視点というところを意識して欲しいですね。社内でパターン化してしまうとチェックの網から漏れてしまうので。

タグ：ソフトウェア開発 品質保証 外部委託