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iPhone 3G・iPod touchユーザの方、Wi-Fiの設定はどうされていますか? [スマートフォン]

無線LAN基地局の設定マニュアルにiPhone 3G/iPod touchの無線接続方法が掲載されていたのでちょっと読んでみました。

「WEP64に下げSSID、暗号化キーを確認します」 WEP128やTKIP、AESも使用可能ですが桁数が多く入力困難のため、暗号化レベルをWEP64に下げる手順をご案内します。


ええっ、WEP?しかも64bit?
何も知らない利用者ならこの通りにしますよね?実際にはどうされているんでしょう?
確かに入力は大変ですが、安全性を考えればそれも仕方のないことではないでしょうか?
私ならAESなどで設定する可能性が高いんですが・・・。
コピー&ペーストが出来ればxxxという方法もあるし、yyyyという方法だってある。(でもコピー&ペーストがね・・・・)

利用者の皆さんの実態をお聞きしたいなと思うところです。

多くのDSユーザには意味不明ですよね・・・WEPの危険性
ニンテンドーDSの無線LANはWEPなんですね。IT系の技術者なら「え~、困るな~」なものなのですが、多くのDSユーザは「なんのこと???」と思われるでしょうね。

WEPというのは無線LANの暗号化方式の一種のこと。WEPの暗号強度(解読し難さ)は弱い(解読しやすい)と言われていましたが、最近『一瞬で』解読してしまうという方法が発表されました。
DSユーザは「ゲームの通信を解読されても関係ないんじゃない?」と思われるでしょうが、無線LANの基地局のほうはそうもいきません。解読されると基地局をタダで利用可能になってしまうのです。ですから無線LAN基地局のほうはWEPを使用させたくはない、というのが本音なのです。(私だったら泣く泣くWEP利用を無効にするでしょう)

こうした問題はおそらく今後も起こりうるでしょう。暗号はいつかは破られる可能性があります。だから新しい方式を考え続け、それに基地局は対応していく。破られた暗号方式は無効にしたいけど古い暗号しか対応していない機器があるので無効にできない。
情報家電などが普及したらどこでも発生しそうな問題です。また、暗号だけにとどまらないでしょう。そのうちDSなどのゲームや情報家電に感染するボットなどが出てくるかもしれない。ネットがコンシューマー向けに開放された今なら大変なことになります。

こうした問題に対する責任はおそらく機器を提供する側にあるのでしょう。一般利用者に対応を期待するのは困難です。今後の情報機器(ソフトウェア屋から言えばEmbeded系)では
 ・ソフトウェア方式でアップデート可能にする
 ・交換可能なハードウェアモジュールにする
そういった考慮が必要なのでしょうね。大変そうだ・・・・。


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