クラウゼヴィッツの「戦争論」 [自己研鑽]
お教えいただいたクラウゼヴィッツ。確かにAmazonのおすすめで時々登場していました。戦争論ということでスルーしていたのですが、これが兵法と並ぶものだったんですね。
どうも「戦争論」は難解だという評価が多いようです。解説書から読んだほうがよいかもしれないですね~。
どうも「戦争論」は難解だという評価が多いようです。解説書から読んだほうがよいかもしれないですね~。
面白いほどよくわかるクラウゼヴィッツの戦争論―難局に勝利する戦略発想と指導者の条件 (学校で教えない教科書)
- 作者: 大沢 正道
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2001/11
- メディア: 単行本
「兵法三十六計の戦略思考」
本書は西洋人が解説した兵法書です。もちろんベースとなるのは中国の『兵法三十六計』。
これらの内容を
原文の解説
現代の企業の実際に利用した内容
そして中国小史での解説
と非常にわかりやすい内容になっています。
『兵法三十六計』は世界的にも認められた優れた戦略書として取り上げられています。企業人としては何かしら読んでおきたい内容のものです。
ただし、1つだけ気になる点があります。本書の最初でも書かれていますが、西洋人から見て『兵法三十六計』は自分たちにはない考えがあることからよく取り上げられます。しかし東洋人の私たちにとっては意外と当たり前(というか昔から言われていること)の部分が多く含まれており、それほど驚きをもって捉えることはできません。
こうした部分は先日の「木を見る西洋人 森を見る東洋人」でもあったように基本的な思考が違うという面が大いにあります。
とするならば、東洋人が『兵法三十六計』だけを参考にしていたのでは不十分であり、東洋人は逆に西洋の思考・戦略を理解する必要があるのではないかと思います。
今のところ、西洋の戦略書のようなものを聞いたことがありません。もしご存知な方はぜひ教えていただきたく。
とりあえずはポーター教授やドラッカー教授の本が参考になるのかな~とは思っていますが・・・、どうなんでしょうね。
コメント 0