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みずほ証券誤発注裁判、東証に賠償命令 [雑感]

やっとみずほ証券株誤発注裁判で判決が出ました。東証に過失が7割あるとして賠償命令

ただし賠償の範囲は発注取消が完了できたと思われる時間以降に発生したもののみ。範囲としては妥当なものかもしれません。そもそも誤発注しなければよかったわけですから・・・。
 それでも東証側は「7割は納得できない」としています。
全損失の7割だったらそうでしょうけど、ソフトウェアの不良で取消ができなかった部分についてはしょうがないような気がしますけどね・・・。

問題はこの裁判が他の企業のシステムにどのような影響を与えるか、ということ。私たちソフトウェア開発者もこのような裁判に巻き込まれないと断言できないわけですから・・。ましてバグとなればソフトウェア開発者の責任を追及されかねない・・・。ソフトウェア開発受託時等の契約内容にはより一層気をつけねば、と思う裁判でしたね。
さらに詳しくはITProの記事をご参照ください。

 と、いってもまだ終わっていません。東証側が控訴する可能性もありますから。


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たーとる

「判決内容について、様々な角度から十分な検討を行った結果、重要な論点のほぼすべてにおいて当取引所の主張が、認められながらも当取引所に賠償責任があるとされたことは誠に残念ではありますが、現在の証券市場の状況に鑑み、本日、控訴を見送ることにいたしました」

とのこと。
みずほ側が控訴しなければ確定ですね。
by たーとる (2009-12-14 17:24) 

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