「百年アーキテクチャ―持続可能な情報システムの条件」 [自己研鑽]
副題の『持続可能な情報システムの条件』と聞いて「技術系の本か??」と思われた方は残念でした。
本書はCIOやその周辺で働く方のための本でしょう。
CIOだったらやっぱり技術書ではないか?そう思う方もいるかもしれません。しかしCIOとは情報統括責任者であって技術の責任者ではない。よく言われるITとは情報を扱う技術。技術は手段であり目的ではありません。
CIOは企業内にある情報を効果的に利用してビジネスを発展させていくかに責任を負う人ですから技術に特化しているわけではないのです。当たり前のことのように思われますが、一部誤解されていることもあるのではないかと思います。
本書は本当の意味でのCIOのための内容になっています。100年続くアーキテクチャというのは何か?それは技術にはとらわれず、企業内の情報を整理し活用するための仕掛けづくりです。それをITという手段をつかってそれぞれの時代に合ったやり方で実現してく。そしてそれをずっと継続していくためには何をどう考えればよいのか、そして変化していく技術といかに向き合っていくかということがよくまとまっている本になっていると思います。
そして・・・おそらく企業のIT部門の真の姿は本書で描かれていることをやっていくことではないかな・・・。せっかく企業の中心部分にいるのだからただの技術屋で終わってしまうのは非常にもったいないことだと思いますよ。
そして技術屋ではないIT部門の人間がいても全然おかしくはない。むしろ経営の専門家がいるIT部門のほうが好ましい姿ではないかな~と思います。
ぜひCIOや企画部門の方、IT部門の方に読んでいただきたい本です。
ところで本書の監訳をされているオージス総研の宗平さんとはビジネスモデル学会の運営委員で直接面識がある方なのですが・・・、ぜひ本書を直接いただけると嬉しいな~(ここで書いても本人には伝わらないとは思いますが)
本書はCIOやその周辺で働く方のための本でしょう。
CIOだったらやっぱり技術書ではないか?そう思う方もいるかもしれません。しかしCIOとは情報統括責任者であって技術の責任者ではない。よく言われるITとは情報を扱う技術。技術は手段であり目的ではありません。
CIOは企業内にある情報を効果的に利用してビジネスを発展させていくかに責任を負う人ですから技術に特化しているわけではないのです。当たり前のことのように思われますが、一部誤解されていることもあるのではないかと思います。
本書は本当の意味でのCIOのための内容になっています。100年続くアーキテクチャというのは何か?それは技術にはとらわれず、企業内の情報を整理し活用するための仕掛けづくりです。それをITという手段をつかってそれぞれの時代に合ったやり方で実現してく。そしてそれをずっと継続していくためには何をどう考えればよいのか、そして変化していく技術といかに向き合っていくかということがよくまとまっている本になっていると思います。
そして・・・おそらく企業のIT部門の真の姿は本書で描かれていることをやっていくことではないかな・・・。せっかく企業の中心部分にいるのだからただの技術屋で終わってしまうのは非常にもったいないことだと思いますよ。
そして技術屋ではないIT部門の人間がいても全然おかしくはない。むしろ経営の専門家がいるIT部門のほうが好ましい姿ではないかな~と思います。
ぜひCIOや企画部門の方、IT部門の方に読んでいただきたい本です。
ところで本書の監訳をされているオージス総研の宗平さんとはビジネスモデル学会の運営委員で直接面識がある方なのですが・・・、ぜひ本書を直接いただけると嬉しいな~(ここで書いても本人には伝わらないとは思いますが)
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