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「iPhone/iPad&Androidプログラミング入門 」 [プログラミング]

以前ご紹介したiPhoneとAndroidのクロスプラットフォーム開発に関する書籍に内容はだいぶ似ているもの「iPhone/iPad&Androidプログラミング入門」。
「iPhone&Androidクロスプラットフォームアプリケーション開発」当時にはまだiPadがありませんでしたし、iPhone4も登場していませんでしたから、今回のほうがはるかに情報が新しい(そんなに時間は経過していないんですけどね~)。
また「~クロスプラットフォーム開発」のほうは若干クラス設計の話も登場し具体的なイメージも紹介していましたが今回の「iPhone/iPad&Android~」はそこまでの話はなく、主にそれぞれのプラットフォームの実装方法を紹介。また、iOSアプリに固有の『Appleによるreject』なんかの話が掲載されているのも面白いところ。

クラス設計に関してはある程度の開発者なら思いつくことですし、また方針などもそれぞれ違うでしょう。そうした開発者には今回の「iPhone/iPad&Android~」のほうがおすすめかな。
1つのアプリケーションを例にじっくりと勉強したいという方には前の「~クロスプラットフォーム開発」のほうがおすすめでしょう。

どちらも『入門』なお話なので、それ以上を期待する方には向きませんので念のため。



iPhone/iPad&Androidプログラミング入門 (日経BPパソコンベストムック)

iPhone/iPad&Androidプログラミング入門 (日経BPパソコンベストムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2010/09/29
  • メディア: 大型本




「iPhone&Androidクロスプラットフォームアプリケーション開発」
iPhoneアプリ開発の書籍、Androidアプリ開発の書籍は数多くあります。
しかし両方を同時に、という書籍は和書ではこれが初めてじゃないかな??

もちろん両方の開発のリファレンスブックにはなり得ません。そんなことをしたらページ数が2倍、3倍になってしまう。
本書ではサンプルコードがちゃんと掲載されていますが、そこからどうしたら両方のプラットフォームをサポートするアプリを作れるか?という設計イメージをつかむことが目的です。iPhoneはObjective-C++、AndroidはJavaとともにオブジェクト指向言語を用いて両方のプラットフォーム同時サポートを目指すものです。さらにGAEをデータストアとしてネットワークでデータ共有も考えるという、ちゃんと3点セットが揃っています。本質は言語ではなくてデータの扱い方ですから。

まあ、C++とJavaを同時に掲載しているので言語の違いなんてところに若干フォーカスが当てられています。これはこれで面白い内容です。上級プログラマーだったら知っていることとは思いますが、Java Onlyな方にはもしかすると新鮮かも…。

iPhone&Androidクロスプラットフォームアプリケーション開発~スマートフォン用グラフィックスツール作成で学ぶ~

iPhone&Androidクロスプラットフォームアプリケーション開発~スマートフォン用グラフィックスツール作成で学ぶ~

  • 作者: 鈴木 晃
  • 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
  • 発売日: 2010/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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コメント 2

kenmaz

>>また、iOSアプリに固有の『Appleによるreject』なんかの話が掲載されているのも面白いところ。

お久しぶりです。↑書いたの多分私です。。
by kenmaz (2010-10-19 02:54) 

たーとる

kenmazさんが書いたのをみて「お、面白いネタ書いてる!!」って二重に楽しませてもらいました!!
by たーとる (2010-10-19 22:58) 

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