SSブログ

「バーナード・マドフ事件 アメリカ巨大金融詐欺の全容」 [雑感]

みなさんご存じでしょうか、2008年のリーマンショックのあと詐欺事件(ねむみ講)の首謀者として、NASDAQ創始者が逮捕されていたことを。その名がバーナード・マドフ、米国のニュースではかなり頻繁にこの事件が取り上げられていましたが、日本ではほとんど話題になりませんでしたね。でも、ねずみ講の被害者の中には日本の大手証券会社や生保などが含まれており、その損失額も相当額だと公表されています。

 世界第一とも思われるウォールストリートで、しかもNASDAQ創始者がなぜねずみ講などをやったのか、そしてどうしてとんでもな金額のお金が集まったのか、ぜひ知りたいと思っていました。
 そしてみつけたのが本書です。

 このねずみ講はかなりの長期間行われていました。その間に何度も米国SECが検査しています。それでも見抜けなった。そして世界の富裕層、機関投資家が巨額の投資(と思われたもの)を行った。1987年のブラックマンデーもITバブルも乗り越えてきたねずみ講も、巨大に膨らみきったこともありリーマンショックを乗り越えられなかった。
 自分は関係ない世界と思うかもしれませんが、もしかすると皆さんのところでも似たようなことがおきるかもしれません。日本で報道されなかったということは、日本国内の影響を考えて誰かが報道させなかったと考えることもできるのですから・・・。


バーナード・マドフ事件 アメリカ巨大金融詐欺の全容

バーナード・マドフ事件 アメリカ巨大金融詐欺の全容

  • 作者: アダム・レボー
  • 出版社/メーカー: 成甲書房
  • 発売日: 2010/04/17
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。