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「グーグル ネット覇者の真実」 [雑感]

「グーグル ネット覇者の真実」
Googleという会社やそこで提供されているサービスがどういった思いでつくられているかがよくわかる内容。

『Don't be evil』という標語はGoogleの考え方を示す言葉として有名ですが、それがどうやって生まれたかも書かれていました。また、クラウドコンピューティングがいかに生まれたのか、そしてGoogleがクラウドコンピューティングサービスをどうやって大きくしてきたのがも解説されています。

Googleではその立ち上げ時からサービスオペレーションが無人、ないしはごく少数の人間で行うことを前提に考えられていたんですね。だからこそ今のクラウドコンピューティング・クラウドサービスが生まれた。人間を介さないことでどんどんスケールするサービスになっていけたというわけです。

その他、一般企業とは異なる考え方がいっぱいつまっているのがGoogle、もっと言えば一般企業と同じ考え方がないのではないかとも思えるのがGoogleという企業というわけです。

そんなGoogleも企業規模拡大に伴い一般企業並みの部分が出てくる。それがGoogleの変質ともいえる部分です。そんな変質も本書を読むと良くわかる。

もしかすると新しいサービス、新しい会社を立ち上げようという人にとってこれほど有用な情報はないんじゃないかな?あのGoogleの起業から頂点、そして他のサービスに追い抜かれる10年ほどの様子を追体験できるのですから。


グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

  • 作者: スティーブン・レヴィ
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2011/12/16
  • メディア: 単行本



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