ソフトウェア開発の勉強(第4回) [プログラミング]
1ヶ月ぶりですが、ソフトウェア開発の勉強(第3回)に引き続いて。
ソフトウェア開発の勉強(第4回)はインフラ関連知識の必要性
突然ですが、みなさんのところではインフラ担当と開発担当の作業分界点ってどこですか?
私のところでは
インフラ担当
ハードウェアの選定、ハードの設置、ソフトウェアのインストール
開発担当
アプリケーションの開発
と個々のチームは思っています。さてこの場合、
ソフトウェアの設定(最適化)
データベース容量の算出やDBの最適化
具体的なシステムの設計(負荷分散方式とか、高可用性確保)
運用設計
といったところの責任がいつもあいまいです。
最初に所属した部署ではインフラ担当と開発担当がお互いに理解をしていて、このあいまいな部分を積極的に関与してきたのですが、最近はインフラ担当、設計担当と部署が分かれてきてしまったためその関与が消極的になっています。
わかると思いますが、この責任があいまいになっている部分はインフラ担当者だけでも開発担当者だけでも解決する問題ではありません。お互いに協力して決めていく必要があります。
例えば負荷分散方式1つにしたってその方式次第では設計が変わりますし(逆に負荷分散装置が変わることもありますが)、運用の内容次第ではアプリケーションに何らかの作りこみをしなければなりません。
最近はこうした部分はITアーキテクトが責任を持って決定し、担当者を割り当てるとは思いますが、インフラ・開発両担当者の協力が必要なことは変わりありません。
ソフトウェア開発者は「プログラムを作れればいいや」と思いがちですが、上記のようにインフラに関連する知識も必要になってくるのです。自分の責任範囲を狭く決めるのではなく、インフラに関してもある程度担当できるように勉強をすべきだと思います。
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