「JAVA 並行処理プログラミング」 [プログラミング]
今まで業務アプリでJavaといえば、サーバサイドアプリ、さらに言うならばWebアプリケーションサーバの開発が主体であったため、スレッドを意識しないプログラム構造を心がけてきました。スレッド管理はアプリケーションサーバに任せ、プログラマがそれに関知しない、関与してはいけないというルールで実装を進めれば設計が楽になり、プログラマの経験の少ない人でも十分ついていけると考えていたからです。
しかし今後バッチアプリケーションやクライアントアプリケーションなど、サーバサイドでスレッド管理を自前でやらなければならないシーンが増えてくる、かつCPUもDual Coreなどで競合問題もおきやすくなるということであらためて並行処理プログラミングを勉強することにしました。
そこで読んだのが「JAVA 並行処理プログラミング」です。最新のJAVA SE6にも一部対応しています。しばらくスレッド管理から離れていたので、”あれ、これも駄目なの?”という部分も出てきて非常に勉強になりました。スレッドを扱うプログラマは必携だと思います。
ちゃんと勉強すればUNIX daemonプログラム、Windows Serviceプログラムも自前で書けそうな気がします。
Java並行処理プログラミング ―その「基盤」と「最新API」を究める―
- 作者: Brain Goetz, Joshua Bloch, Doug Lea
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: 単行本
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