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「共通フレーム」 [プロジェクト管理]

まずは全部読みました~。

前に感じたとおり、ソフトウェア開発者・SE・営業、そして運用担当者全員が読むべき本です。
今回の特徴は超上流が組み込まれていること、運用・保守についても言及していることです。
ソフトウェア開発については各社で自社標準のようなものをもっていると思いますが、超上流から運用・保守まで”一貫した”標準を持っているところは少ないのではないでしょうか。
これを期に「共通フレーム」を基盤とした自社標準に見直していくことが重要だと思います。
最後は結局「共通フレーム」の範囲で顧客や他ベンダーと話をしていくことになるわけですから。

「共通フレーム2007」
 今、読み始めたところなのですが・・・。

 この手の本はソフトウェア開発会社なら社内全部署に最低1冊ずつ、一般の会社でも情報システム部門には1冊、かならず置いて欲しいですね。今回は超上流も含んでいるようなので、とても重要な一冊になっていると思います。
来年4月から受託ソフトウェア開発での工事進行基準適用によって、契約内容はより明確にしなければなりません。となると用語の差異も発生しないようにしなければなりません。この共通フレームはそうしたソフトウェア開発の各工程の用語の統一にも寄与すると思います。
 一応開発手法には依存しないよう配慮されているのでウォーターフォール、UP、アジャイルなどの手法にも対応できるでしょうし、それぞれの手法で適用するよう用語をマッピングするなどの配慮が必要かもしれません。
 内容を読んだら一応感想などは再度アップしたいと思います。



共通フレーム2007―経営者、業務部門が参画するシステム開発および取引のために (SEC BOOKS)

作者: 出版社/メーカー: オーム社発売日: 2007/10メディア: 単行本


共通フレーム2007―経営者、業務部門が参画するシステム開発および取引のために (SEC BOOKS)

共通フレーム2007―経営者、業務部門が参画するシステム開発および取引のために (SEC BOOKS)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本


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おバカな技術者の端くれ

共通フレーム2007って、ISO/IEC12007(以後、12207)をベースにしたSLCPですよね。12207あるいはJIS化されたJIS X0160(以後、0160)の必要性は認めるが、共通フレームの必要性は感じないな。だって、12007および0160は、進化していて変わっているのに、少し前に編纂始めた共通フレーム2007は、一世代前なんです。これって、今後、12007が変化していくのに、ついていけるのかな?
その昔、共通ふれーむ98ってのがあり、出版社が倒産したんで廃刊になったが、今回は、同じ轍は踏まないと思うが、正しく、更新されるんだろうか?どうも、誰も、明確に更新するとは言わないらしい。
by おバカな技術者の端くれ (2007-12-23 22:11) 

たーとる

JISにしても共通フレームにしても、何らかの供給者・需要者間の共通言語は必要ではないでしょうか。
供給者のほうは新しいものについていかないといけないとはおもいますが、言語が進化するからそちらを覚えてと需要者側に要求するのは賛否両論になると思います。
1つの供給者・需要者間の共通言語としての「共通フレーム2007」として認めてもいいのではないかと思います。
by たーとる (2007-12-23 22:29) 

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