「プロジェクトの流れで理解するXMLDBデザイン徹底解説」 [アーキテクト]
本書の前半ではXMLDBの一般的な話、後半の物理設計についてはDB2を前提に記載されています。
この本でXMLDBの設計手法については理解できました。
ただ、何か足りない・・・。
(1)XMLDBを利用すべきか、それともRDBMSを利用すべきかの判断は
(XMLDBの特性、利用すべきシーンとは何か)
(2)DBのアクセス手段は?分散トランザクションは?
といったところが書かれていません。
どちらもまえがきに本書の対象範囲外とされているものですが、これを理解しないとシステム全体像が描けない。
(1)についてはDB2もハイブリッドDBとして両方の形式をサポートしており、適材適所で利用し分けるとしていますがその選択基準などについては記載がありません。この部分は他のXMLDBの入門書などで学ぶしかないようです。
(2)については特に気になるのはEJBなどとの親和性。せっかくオブジェクトモデルでEJBを採用しているのにXMLDBでは利用できないではあまり意味がない。JBoss Seamをベースにしたいと考えている私にとっては重要なポイントです。
また、RDBとXMLDBの両方を利用するとなれば当然分散トランザクションについても意識しないといけないでしょう。そうした部分は問題ないかどうかが気になります。これは本書の範囲外ですので別途調査が必要になりそうです。
少なくともXMLDBそのものの設計手法については本書でしっかり記述されており、DB2の無償版もついているので読んで試してみる価値はあると思います。
この本でXMLDBの設計手法については理解できました。
ただ、何か足りない・・・。
(1)XMLDBを利用すべきか、それともRDBMSを利用すべきかの判断は
(XMLDBの特性、利用すべきシーンとは何か)
(2)DBのアクセス手段は?分散トランザクションは?
といったところが書かれていません。
どちらもまえがきに本書の対象範囲外とされているものですが、これを理解しないとシステム全体像が描けない。
(1)についてはDB2もハイブリッドDBとして両方の形式をサポートしており、適材適所で利用し分けるとしていますがその選択基準などについては記載がありません。この部分は他のXMLDBの入門書などで学ぶしかないようです。
(2)については特に気になるのはEJBなどとの親和性。せっかくオブジェクトモデルでEJBを採用しているのにXMLDBでは利用できないではあまり意味がない。JBoss Seamをベースにしたいと考えている私にとっては重要なポイントです。
また、RDBとXMLDBの両方を利用するとなれば当然分散トランザクションについても意識しないといけないでしょう。そうした部分は問題ないかどうかが気になります。これは本書の範囲外ですので別途調査が必要になりそうです。
少なくともXMLDBそのものの設計手法については本書でしっかり記述されており、DB2の無償版もついているので読んで試してみる価値はあると思います。
プロジェクトの流れで理解するXMLDBデザイン徹底解説―最新DB2 9.5pure XML対応
- 作者: 日本アイ・ビー・エム
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
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