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「巨象も踊る」 [自己研鑽]

1990年代、低迷していたIBMを復活させ業界の盟主に再び返り咲きを果たした功労者、ルイス・ガースナー氏のIBMでの奮闘記です。
知らなかったのですが、ガースナー氏は技術屋ではないんですね。おおもとはマッキンゼー出身だとか・・・。それを聞いてやっぱりマッキンゼーはすごいなと違うところで感心してしまいました。
技術屋ではないガースーナー氏がどうやってあのIBMを立ち直らせたのか、非常に興味ある内容です。
実はIBMの技術的な面や顧客に対するアプローチはそれほど変わっていないそうです。変わったのはIBMの企業文化。
昔のIBMが代表するようにIT業界はともすれば技術ベースで顧客に向き合ってしまうきらいがあります。それではもう時代遅れ、10年は遅れています。あのIBMでさえマーケットインを心がけたからこそ立ち直ったのです。この本でIT企業が如何に企業戦略を変えなければならないかがわかると思います。
私には非常に参考になった本です。


巨象も踊る

巨象も踊る

  • 作者: ルイス・V・ガースナー
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2002/12/02
  • メディア: 単行本



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