「CMMI基本と実践」 [プロジェクト管理]
プロジェクトを管理する上で参考になるのがCMMIです。
CMMIはプロジェクトを進める上でのプロセスがちゃんとしているかを評価するものです。CMMIで高度レベルに達したからといって良い製品ができるとは限りません。しかし、低レベルのプロセスの場合よりもより良い製品ができる可能性が高いと考えられます。しかもその状態が組織全体として維持されていると言えます。
ただし、CMMIのレベルは達成度を見るツールであってそのレベルを認定するものでも保証するものでもありません。ですから真にプロセスを改善していこうという強い意思がないと高度レベルを維持するのは困難です。間違っても高レベルに到達したと認定してもらう、その1回限りのために力を入れるのは止めましょう。それは完全に無駄な努力であり何の意味もありません。
一歩ずつプロセスを改善し、結果として高レベルに到達するのが一番の理想だと思います。そうすれば改善が改善を生み、長期間高レベルに達したままの状態が維持できると思います。
この本ではプロセス改善でどんな点をポイントにすればよいか、その考え方を解説しています。
CMMIの解説となるとCMMIの定義するプロセス領域のゴールの説明が主体になりがちですが、この本はその部分を後回しにしています。まず実際のプロジェクト全体からどのようにアプローチしていけばよいか説明しています。ですから非常にわかりやすい。
今までCMMIの教育を受けたりしてきましたが、この本が一番すっきりしていて理解しやすかったです。
私としてはこの本が今のところ一番のお薦めです。
CMMIはプロジェクトを進める上でのプロセスがちゃんとしているかを評価するものです。CMMIで高度レベルに達したからといって良い製品ができるとは限りません。しかし、低レベルのプロセスの場合よりもより良い製品ができる可能性が高いと考えられます。しかもその状態が組織全体として維持されていると言えます。
ただし、CMMIのレベルは達成度を見るツールであってそのレベルを認定するものでも保証するものでもありません。ですから真にプロセスを改善していこうという強い意思がないと高度レベルを維持するのは困難です。間違っても高レベルに到達したと認定してもらう、その1回限りのために力を入れるのは止めましょう。それは完全に無駄な努力であり何の意味もありません。
一歩ずつプロセスを改善し、結果として高レベルに到達するのが一番の理想だと思います。そうすれば改善が改善を生み、長期間高レベルに達したままの状態が維持できると思います。
この本ではプロセス改善でどんな点をポイントにすればよいか、その考え方を解説しています。
CMMIの解説となるとCMMIの定義するプロセス領域のゴールの説明が主体になりがちですが、この本はその部分を後回しにしています。まず実際のプロジェクト全体からどのようにアプローチしていけばよいか説明しています。ですから非常にわかりやすい。
今までCMMIの教育を受けたりしてきましたが、この本が一番すっきりしていて理解しやすかったです。
私としてはこの本が今のところ一番のお薦めです。
CMMI基本と実践-プロジェクトが変わるプロセス改善のすべて
- 作者: アクセンチュア
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/11/21
- メディア: 単行本
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