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"金額決めて中身を決めず”・・・ [提案・要件開発]

”金額決めて中身を決めず”・時代に遅れるシステム契約(NikkeiNet)

まさに最近のITシステム構築の契約内容を示す言葉ですね。

しかしこれではユーザ企業にもIT企業にもよくありません。
ユーザ企業はITの投資効果がはっきりしません。投資効果がはっきりしないからその投資が正しかったのか評価もできない。
またあいまいな条件にして、あとから仕様を追加するといったことができるかもしれませんが、請負企業側はどこかでその追加分を省力化します。それは品質であったり、納期であったり・・・。結局ユーザ企業へ跳ね返ってきます。

IT企業はあいまいさから想定以上の作業を受けなければならないリスクが高くなります。IT企業としては品質や納期、機能削除などで対応したいところですが、なかなかそうもいかない。IT企業がその負担を負わなければならないこともあります。
さらに今後導入される工事進行基準の適用ができない。適用しない、という選択肢もありますが、あれもこれも工事進行基準を適用しないとなると外部の評価にも影響します。とするとあいまいな契約はできない。

結局はユーザ企業にもIT企業も好ましくない慣例です。今後改善していきたいと私たちは考えています。
タグ:契約 IT投資
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