「クラウド化する世界」

ITProの記事「マルチ・クラウドという選択」
クラウドの信頼性はまだ低い。ならばクラウドをまたいで利用しよう、という内容（？）です。
そこで紹介されていたのがちょっと気になる本、時代がまた１つスイッチしそうな状況です。それがクラウド。

帯の記述です。
　グーグル、アマゾン、Salesforceは何をしているのか?
　ブロードバンドインフラとSaaSを武器に、
　時代はクラウドコンピューティングへ“スイッチ”する!

クラウド化する世界

• 作者: ニコラス・G・カー
• 出版社/メーカー: 翔泳社
• 発売日: 2008/10/10
• メディア: ハードカバー

タグ：クラウド・コンピューティング 書籍

コメント 3

カーの新作が翻訳されたんですか。これは買いですね。「ITにお金を使うのは、もうおやめなさい」もなかなかの論でした。
by miz (2008-09-24 23:07) 

本日手に入れました。IT投資で競争力はつかないと主張しているカーが変節したのかなと思ったら、前作と同じ流れ。電力会社の発展をメタファーにしてコンピュータの未来を述べています。まだ途中ですが面白い。カーは文章うまいわ。読ませます。
近い将来、ITが差別化要素ではなく「事業を行うにあたり必要なコスト」と言う位置づけになっていくのならば、安く便利で安定的なサービスを提供していかねばなりません。我々サーバインフラ屋も事業再構築の必要があるかもしれないです。まじめな話、サービス提供や運用において、製造業並にコスト低減に取り組んでいるSIerやメーカーがあるのだろうか。まだまだチャンスはあるのかも。
by miz (2008-10-13 22:14) 

私もただいま読書中。ITそのものは差別化要因でもなんでもないですが、「事業を行うにあたり必要な」ものであればサービス化されるのは必然という感じですね。


by たーとる (2008-10-15 05:55)