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tech days 2009 講演:クラウドアプリケーション開発の方法論 [アーキテクト]

非常に興味ある講演内容がtech days 2009であったようです。「クラウドアプリケーション開発の方法論」

「Consistency(一貫性)とAvailability(可用性)、Partition(分割)の3つは同時には成立しない」という定理があります。
従来のアプリケーションでは一貫性(C)が一番重要視されていたのではないでしょうか?そのため分割(P)が犠牲にされていたように思います。ところがクラウドでは可用性(A)と分割(P)を重視しているため一貫性(C)が犠牲になっているそうです。

そうなると当然アプリケーション開発も従来のものとはポイントが異なってきます。この部分を私は一番気にしていました。
Windows Azureはオンプレミスとクラウドを対照にできるとされていますが、上記のような違いがある以上対照性を維持するための方法論が出てくるはずだと思っていました。
個人的にはオンプレミス・クラウドの区別なく、従来の標準的な開発論からクラウド向け開発論に軸が移っていくものと考えています(少なくとも私はその方向で考えていこうと思っています)。

その最初の情報が今回の講演の内容になるのでは、と思います。
【講演のポイント】
  • アーキテクチャ定義
    1. SOAに基づく機能分割
    2. 機能分割に従ったデータ分割
  • アプリケーション設計
    1. 分散トランザクションの回避
    2. 非同期による機能分割
    3. キャッシュの設計
  • 仮想化


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