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「アイデアのちから」 [自己研鑽]

本書の原題は
 Made to Stick  Why Some Ideas Survive and Others Die
で、直訳しようとすれば
 定着/焼付け
になると思います。実際、本書の中では”記憶に焼き付く要素”という単語が主体になっています。
「アイデアのちから」というタイトルを聞くとどうやってアイデアを生むかという内容を期待する方もいるかと思いますが本書では、
  『他人の意識・頭の中に残るアイデアとはどのようなものか』
ということを解説しています。

そのポイントはSUCCES(s)として表現されます(最後のsはおまけで英語のsuccess/成功に掛けたものになっています)。

S : Simple 単純明快
U : Unexpected 意外性
C : Concrete 具体的
C : Credible 信頼性
E : Emotional 感情に訴える
S : Story 物語性

これらの要素が揃ったものが他人の意識・頭に焼きつくものになります。
「アイデアのちから」もこのSUCCESsを意識したタイトルになっているのではないでしょうか。

素晴らしい発見、イメージも相手に的確に、しかも覚えてもらわなければ良いものにはなりません。
英語のサブタイトルの通り死に行くアイデアになってしまいます。
生き残るアイデアとするためにSUCCESsを意識していきましょう。


アイデアのちから

アイデアのちから

  • 作者: チップ・ハース
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2008/11/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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