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モノづくりからコトづくりへ:「世界の知で創る」 [自己研鑽]

以前「ことづくり立国ニッポンへ」と投稿しましたが、同じ言葉がこんなところにありました。モノづくりからコトづくりへ:「世界の知で創る」――日産のグローバル共創戦略

こちらの書籍は読んだ事はないのですが、言いたいことはどうも同じようですね。ちょっとびっくり。
間違っていないんだ、という自信にもなりました。


世界の知で創る―日産のグローバル共創戦略

世界の知で創る―日産のグローバル共創戦略

  • 作者: 野中 郁次郎
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本




『ものづくり立国ニッポン』ではなく『ことづくり立国ニッポン』へ
最近、『ものづくり立国ニッポン』を強調するのはどうなんだろう???と思うことがあります。
もちろん日本の技術は優秀ですし、それを否定するつもりはまったくありません。むしろ今後も絶対に必要なものだと思っています。

しかし『ものづくり』という言葉から想像されるのが、(1)製造者中心の視点や(2)技術偏重の視点を生んでいるのではないか、思考停止の言葉になってしまっていないかと思われるのです。
(1)ご存知のとおり市場は製造者中心から消費者中心に移っています。
(2)また消費者は「経験・体験(What)」を求めているのであってそれに至る技術(How)に注目ことは少ないのではないでしょうか。
(1)(2)を達成するための標語が『ものづくり立国ニッポン』なのは違和感があります。

考えなければならないのは製品という『もの』を作ることではなく、経験・体験といった『こと』を作る思考ではないかと思います。消費者に提供する『こと』を考え、『こと』を実現するために『もの』を作り出していくというのが今必要なことのような気がします。技術を維持しつつ次のステップに進むべきではないかと思うのです。

ということで、標語を『ことづくり立国ニッポン』に変えてみてはどうかと。

(すみません。どうもうまくまとまりません。)


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