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[Devsumi2010] Google日本語入力IME [アーキテクト]

Developer Summit 2010
 (スライドシェア http://www.slideshare.net/event/developers-summit-2010

今日とても参考になったのはGoogle日本語入力IMEのお話

IME本体の技術的なことをここで書いても、発表者以上のことは語れませんしそこまで技術が理解しているわけでもないし……。
ということで、昨日に引き続き全体テーマ「世界は変わった。開発の現場はどうか?」という視点で考えてみたいと思います。というか、このセッションから得られたことは全体テーマに対する1つの解またはアプローチなのかなと思っています。
 それは昨日のGoogle的分散コンピューティングでもキーワードになっていた「Not If, Buf When」の考え方。この考え方がGoogleの日本語IMEでも反映されています。「ソフトウェアからバグやセキュリティ脆弱性を完全に除去することはできない。だからこそ、あらかじめそれに備える」という設計方針がそれです。従来のIMEで聖域と考えられていた部分を聖域とせずに実装を進めた、という点が大会テーマに対するこのセッションの回答だと私は感じました。
 聖域だったり完全性を求めるのが従来の世界だとすれば、Googleの設計方針はまさに「世界は変わった」に該当するのではないでしょうか。本当は「変わった」のではなく原点から見直したのだと思いますがやっぱり「変わった」と思える部分でしょう。

 今回のデブサミで得た重要なキーワード、それは「Not If, Buf When」です!!
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