「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」(再掲載) [プロジェクト管理]
以前紹介しました「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」を私自身読み終えたので再度紹介します。
読み終えた段階ではっきりと申し上げられます。この本はとても参考になります。以前にも書きましたがプロジェクトの各工程、マネージメントの各シーンでおきるさまざまな問題について、著者の経験などからどうマネジメントしていくべきかということを簡単に説明されています。マイクロソフトのプロジェクトの現場で起きている問題ですので、きっとみなさんのプロジェクトにも当てはまるところがたくさんあるはずです。PMの方、チームリーダの方、そして将来はチームをまとめていく中堅どころの担当者のみなさんに自信を持ってお勧めいたします。
「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」
本当は読み終えてから紹介しようと思いましたが、半分読んだ感じでよさそうなので先行紹介です。「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」はMicrosoftで実際PMをやられていた方が書いた本です。「PMBOK」などではプロジェクトマネジメントの理論的な部分を書いていますが、実際の現場では”そうは言ってもねー”というケースが多々あると思います。「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」はそうした実際の現場の状況を踏まえた上で”こうしたほうがいいよ、こう考えたらいかが”ということが記述されています。また、一般的なプロジェクトマネジメント本は業種に依存しないような書き方がされていますが、この本はソフトウェア業界をメインにして書かれています(それ以外の業界では適用できないというわけではないと思いますが)。私のようにソフトウェア業界に身を置くものとしてはとてもありがたい本です。ソフトウェア開発のPMをされている方は読んでみてはいかがでしょうか。(Microsoft色が強いわけではないので、アンチMSの方にもお勧めです)
アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法
- 作者: Scott Berkun
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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