ＤＮＳサーバを世界100箇所に増やす

ＤＮＳサーバを世界100箇所に増やす計画があるそうです。（ＩＴＰｒｏより）

RSA Conference 2007の基調講演でVeriSign社ＣＥＯが先日のＤＮＳルートサーバ攻撃を踏まえ、今以上にＤＮＳサーバを世界に分散配置すると発言しました。

インターネットは生活基盤になりつつありますので、この内容は非常に歓迎すべきものです。世界に分散することでいろいろ課題も出てくるでしょうが、うまく計画を達成して欲しいと思います。

DNSルートサーバに攻撃
世界に設置されているDNSルートサーバのうち3台に攻撃が仕掛けられた模様（IT media Newsより）

まだ詳細はわかっていないが、2/6に数時間かなり強力な攻撃が仕掛けられ一時的に麻痺したが、他のルートサーバがカバーして大方のユーザには影響がなかったらしい。
ただ基幹ネットワーク部分でぎりぎりの運用状態だったことは間違いないようだ。
今回の攻撃は、今のところ韓国からのものではないかとされている。

今回同様2002年にルートサーバに攻撃された際に比べれば影響は小さかったとのこと。数年の間に分散化の技術が進んだということだ。

インターネットは電話や電力のように生活必需品になりつつある。なんらかの障害・攻撃にあってもバックアップ体制がとれるよう今後も研究を続けて欲しいと思う。