CMMIって何？

CMMIって本当は何？という疑問を持っていたところに、よい説明を見つけました。その名も「CMMIって何だろう（ITPro）」。
CMMIの本質を理解せずに、認定だけを目的とする（というか上からのお達しがある）と”なんか面倒だな～”というイメージしかありませんでした。
しかし上記の説明を読んで私は以下のように理解しました。

CMMIとは本来はプロセス改善のガイドラインであり、CMMIレベル認定のために何かをするものではない、ということがわかります。そう考えるとソフトウェア開発のどんなプロセスでも適用できるんだな、ということが理解できます。アジャイルプロセスなどの本ではCMMIの否定の記述がありますが、本来はそうではないのではないか、アジャイルプロセスにはそれに適したプロセス改善があってCMMIで評価できるのではないか、と思われてきます。
やはりCMMIの本質をちゃんと勉強しないといけないですね。
　なお、CMMIは最新はv1.2となっているそうで、日本語版の資料は残念ながらまだないそうです。早くでないかな。
（新しいものをやりたがるのは私の性格です）

CMMI勉強のお誘い
昨日、今仕事をしている部署の懇親会がありました。所属は違うのですが私も参加させていただきました。
そこでBPMのお試しをしていると話をしたら「CMMIの勉強もしてみない？」とお誘いを受けました。

会社の仕組み（プロセス）にしたがって”まじめに”やっていればCMMIのある程度のレベルの認定は受けられる状態なのでまじめにその概念などは勉強したことがありません。まあ、ソフトウェア開発のプロセス管理かなくらいの認識でいます。
CMMIが目指すところをちゃんと理解するとソフトウェア開発にとっては、もしかしてBPMにも少し関係するかなと思い、半分（１／３くらいかな）勉強しようかなという気になっています。
とはいえ、どちらかといえば本業への影響が大きいBPMのお試しは優先課題ですし、それに関する要件開発、アーキテクチャ設計の課題の洗い出しもしなければならないので、若干優先度は低いとは思っていますが。

　とりあえず下記のような本を”時間のあるときに”読んでみようと思っています。



CMMI標準教本 ~プロセス統合と成果物改善の指針

作者: Mary Beth Chrissis, Mike Konrad, Sandy Shrum出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2005/08/04メディア: 単行本



図解はじめてのCMMIとプロセス改善

作者: 橋本 隆成出版社/メーカー: 日刊工業新聞社発売日: 2006/09メディア: 単行本

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