社保庁の名寄せシステム発注について [雑感]
以前お知らせした社保庁の名寄せシステムですが、ニュースか新聞か忘れましたが数ヶ月でできるという話(確かNTTデータの話だったと思います)。
数ヶ月というと1~9ヶ月の範囲がありますが世の中数ヶ月といえば3~5ヶ月くらいをイメージしますよね。
その期間でできるシステムに社保庁は10億円の予算をつけたのでしょうか。
社保庁が期待しているシステムが実現不可能でベンダー側からツールレベルでの妥協案が出てきたということでしょうか?それとも入力、手作業部分もシステムベンダーにやらせるつもり?
上記の期間100人投入しても3億円~6億円くらいでしょう。このシステム開発で100人は投入しすぎだと思われますし、もっと賢い人を10人つれてきてやったほうが良いシステムができそう。そうしたらどんなに高くても1億程度になるんじゃないですか?
どうも金額と開発期間が一致していないので何かおかしいです。
社会保険庁の名寄せシステム発注
社会保険庁は、宙に浮いている年金情報の名寄せシステムをNTTデータと日立に発注すると発表。
システムの金額は未定だが、10億円程度になる見込み。システム導入で手作業より10倍効率がよくなるという。
具体的な名寄せ方法も分かっていないのに、システムの効率がわかるものなのか???
しかも発表の仕方をみると10億円規模のものを随意契約で決めたように見えるのだが、一般入札にしなくていいのか?
なんにしてもきっと納期は短く、要件は不安定なシステムでしょうからNTTデータ・日立の2社には頑張ってもらいましょう。
(赤字プロジェクトになりそうな予感がします)
コメント 0