「問題発見プロフェッショナル 構想力と分析力」 [プロジェクト管理]
問題が解決できないのはなぜか、解決したと思っても成果に結びつかないのはなぜか?その疑問に答えてくれるのがこの本。
問題解決で重要なのは問題が何かということを発見することである。それは「あるべき姿」と「現状」のギャップである。
問題=あるべき姿-現状
これらをしっかり認識し・分析することで、問題が何かを正確に識別することが解決への大きな第一歩である。
こうしたことを経営の世界の事例をベースに解説してくれる本である。経営の世界の話を基準としてしまっているため、途中から「これは自分には関係ないな」と思われる部分も出てくるが、基本となっている内容はプロジェクト管理やその他業務などさまざまなシーンで活用できるものである。一読をお勧めする。
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