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システムの要件開発の重要性(裁判判例) [提案・要件開発]

システムの要件開発の重要性を示した裁判の例がITProに掲載されていました。

誰がその要件開発をやるかという点では会社それぞれで違うでしょうが、この裁判の事例を見る限り営業もSEも開発責任者(ITアーキテクト、PM)もみんな要件開発をせず、大昔の受託気分でシステムを作ったことが見て取れます。
RFPなどが不十分なことは今の時代よくあることです。それを理解したうえで、システムを「提案」することを忘れないでください。

関連情報「IT提案力」

ソフトウェアプロジェクトでのSE/営業の重要性
今まで、ソフトウェアの実装・テスト、設計、プロジェクトマネジメントといろいろ本を読んできて何がソフトウェアプロジェクトを成功させる要因だろう、と考えてきました。そして結局たどり着いたのが要求開発(要件定義)といわれるフェーズの確実性だろうと思います。

まず、要求開発(要件定義)が漏れなく無駄なく的確にできなければ、その後の設計・実装がいくらうまくできても顧客満足のいくものは出来上がりません。そういった意味で「要求開発と要求管理」や「要求開発」といった本が非常に役に立つと思います。

 そしてもう1点、顧客が求めているものは一体何か、それを受注につなげるにはいったいどうすればよいのかという点も重要です。いくら待っていても仕事は舞い込んできません。SIerから”こういうことで困っていませんか?こうすればもっと改善できるのではありませんか”とソフトウェア開発側から提案する(いわゆる提案型SE)ということが重要だと思います。その際どういった提案の仕方がよいのかということを理解させてくれるのが「IT提案力」ではないかと思います。そして一度獲得した顧客に対してどのように接しリピートオーダーを獲得していくのかを考えるのが「ソリューション営業の基本戦略」ではないかと思います。


思えば新人がそろそろ現場に配属される時期(すでに配属された方もいらっしゃるかな)。
これらのすべてを理解するのは難しいですが、営業やSEの方にはぜひ「IT提案力」を、設計で今後要求開発にも携わるという方には「要求開発」を読んでいただきたい。
これらの本を読むと仕事上で何をしなければならないか、そして次に何を学ばなければならないかが分かってくると思います。

 私の場合、上記の内容をつきつめていくと「ITコーディネータ IT経営の最新知識」、「10日で学ぶMBA」といった知識をその資格を取得しないまでも理解しておく必要があるな、と感じています。

新人も、そうでない方もこの新鮮な季節、新たな領域に一歩踏み出しませんか。


しかし、この神奈川県にある大手ソフト会社ってどこだろう???こうした事例聞いたことないな~。


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