SSブログ

Webアプリケーションアクセスの高速化 [インフラ]

先日いってきたInterop 2007で気になる製品・技術があったので、ご紹介しておきます。

F5 BIG-IP WebAccelerator Module(WAM)

動的なアプリケーションコンテンツでも数多くの静的部分が存在すると思います。そうした静的コンテンツを確実にブラウザ側にキャッシュさせ、トラフィックそのものを削減していくというのが基本の機能です。さらにサーバ上で実行する場合は負荷となってしまう大きなHTTP Responseの圧縮応答も、このモジュールで自動的に実行できます。このため、サーバ負荷はあがりません。もう1つ、面白い機能として、HTTP Sessionの多重化です。通常ブラウザは1サーバにつき2(~4)本の通信経路をオープンしますが、このWAMではブラウザに多くのエイリアス名をつけ、仮想的に複数のサーバに見せかけオープンする通信経路を倍増させます。
すでに
 ・MS SharePoint
 ・MS Outlook Web Access
 ・Oracle Portal
 ・WebLogic AquaLogic
 etc
といった製品の最適化コンフィグレーションも用意されているので、簡単に導入が可能です。

非高速回線で接続されているリモートオフィス向け・海外展開、モバイル接続といったところで真価を発揮しそうです。
また、トラフィックそのものを削減するので、従来は性能確保のため、Webサーバの増強で対応していたものが不要・削減できる、という利点もあります。

Webアプリケーションの多大なトラフィックで困っているという方、検討してみてはいかがでしょうか。

私として非常に気になったのは、ブラウザに着実にキャッシュさせる技術。簡単な説明は聞きましたが、どうしても技術的なところが理解できませんでした。ぜひとも一度技術的な点についても理解したいものです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。