『「会社力」がうつから救う』 [雑感]
会社の経営者・管理職の皆さん、うつでも職場の安全管理義務が問われることをご存知ですか?
つまり、職場でうつになったでも安全管理義務違反で訴訟を起こされる可能性があることを理解していますか?
うつ社員に配慮しない会社は法令遵守違反になることをご存知ですか?
こうしたことで裁判になったりするだけで、「あの会社は管理が行き届いていない」と社会的信用を失墜する可能性があるということを認識していますか?
厳しいことを言っていますが、すべて現実に起こった事実です。
さらに社員がうつになるだけで、会社にどれくらい損失が発生するか理解していますか?
社員がうつにならないように注意するだけではなく、うつになったらどう対処すべきか、復職時はどう扱ったらよいか、専門家が詳しく説明しています。正しい接し方、復職プログラムで早期発見・早期回復・早期復職も可能なのです。
会社の経営者・管理職のみなさんにはこうした本を読んでいただき、うつを発症させてしまった時の会社のリスクの把握と、うつ社員を出さない、出してしまっても早期に復職させて損失を防ぐことをしっかりと理解して欲しいと思います。
腫れ物をさわるように扱うのが正しいとは限らないのですよ。
「会社で心を病むということ」
企業・組織の経営者・管理職のみなさん、なんでもよいです。メンタルヘルス不全に関する本を読んでください。
正しい知識を身につけ、メンタルヘルス不全の発見、対応、復帰をちゃんと行ってください。
そしてなにより、メンタルヘルス不全の元を作らないようにしてください。
メンタルヘルス不全は風邪のようなものだ、と言いますがそれは発症時のこと。直すには相当のリハビリが必要になります。
メンタルヘルス不全を防止するのに一番効果があるのは職場環境だと思います。職場環境が健全ならば、メンタルヘルス不全も減ることでしょう。
みなさんのご理解、ご協力をお願いします。
会社で心を病むということ
作者: 松崎 一葉出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2007/07メディア: 単行本
「会社力」がうつから救う!―職場の「うつ対策」完全マニュアル
- 作者: 山口 律子
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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