携帯３キャリアに対応、名刺読み取りサービス

カメラ付き携帯３キャリアに対応した名刺読み取りサービスが登場しました。

携帯のカメラで名刺を撮影し、専用のサービスに送信することによってデータ化、携帯のアドレス帳やメールクライアントに登録できるようになるそうです。

とても便利そうですね。

ただし、企業としては、または多数の名刺を扱う方には注意が必要です。
名刺はただ保管している分には個人情報には該当しませんが、何らかの整理（企業別など）をしたり、電子データ化した段階で個人情報となり、個人情報保護法の対象となります。

このサービスを利用した段階で企業は個人情報保護の対象に携帯を加え、その管理を厳重にしないと「携帯を落とした」＝「個人情報紛失事故」となります。

こうしたサービスを利用する場合は携帯に残すのではなく、会社の統合データベースなどを用意しそこで管理する。携帯から参照できるような仕組みをつくるなどの対策が必要になりますので、よくSIerとご相談されたほうがよいと思います。

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