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[JJUG CCC 2008 Spring] Javaオブジェクトモデリング [アーキテクト]

JJUG CCC 2008 Spring、「Javaオブジェクトモデリング」のセッションです。

このセッションのポイントはモデリングと実装の接点はどこか、ということです。
浅海氏は今後は「Component Based Development」が重要になってきておりモデリングとアーキテクト(アーキテクチャ)が重要になってきていると考えています。
また、開発手法も(さまざまな制約はありますが)Waterfall型からAgile型、Incremental型が主流になるとの認識です。

このため、詳細設計まではモデリングを行い、実装はモデリングはある程度省略し実装に主体を置くのがよい方法だというのがその結論です。
詳細設計でそのアプリケーションのフレームワークを固め、あとはそれを制約とした機能コンポーネントをプラグインしていくイメージで実装すれば実装フェーズでのモデリングはほとんど不要となるだろうという考え方です。

オブジェクト志向では設計の粒度が議論になるところですが、システム全体の詳細設計レベルまでは「何を作るか」を明確にするまでは重要ですが、Ajile型開発を実現することを考えても各機能のモデリングは粒度が細かすぎる、というのが一般的に感じられているレベルでしょう。

私もこの点については同意見です。リファクタリングを行っていく上でも実装レベルの精細なモデリングを行うことは効率的にも非現実的であるだろうと考えています。この点から自分の考えに自信の持てたセッションとなりました。
とてもよい内容のセッションでした。

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