「ビジネスチャンス発見の技術」

この本ではチャンスとは

未来のシナリオが何通りかあるという確実性の下で、どのシナリオを選択するかという決定の重要なヒントになる事実または状況

と定義されています。

チャンスというものは
・そこにあるのに気がつかない
・発見は瞬間芸ではない
という性質のもので、チャンス発見にはそれ相応のプロセスが必要だ、と述べています。

チャンス発見の原点は人の経験であり、コンピュータで自動化できるものではありません。コンピュータでできるのはデータマイニング（データの解析）までであり、そこから何かを見つけるのは人間でしかないのです。
チャンス発見は未来のシナリオを提案しあうコミュニケーションからできるものです。如何にシナリオを見つけ出すか、それが一番重要なのです。

ビジネスチャンス発見については「チャンス発見コンソーシアム」でも活動しているそうです。

ビジネスチャンス発見の技術 (岩波アクティブ新書)

• 作者: 大澤 幸生
• 出版社/メーカー: 岩波書店
• 発売日: 2004/02/07
• メディア: 単行本

タグ：チャンス 書籍 シナリオ チャンス発見コンソーシアム