SSブログ

「これから知識社会で何が起こるのか」 [自己研鑽]

面白い本がありましたのでご紹介します。「これから知識社会で何が起こるのか」

IT効果で時代の変化のスピードが早くなっています。こうした時代”常識の陳腐化”も早くなります。
これだけスピードが早いと知識を習得する本ではなく、”学習法”そのものの本が流行します。実際今流行の本は学習法ですよね。
このような時代では知識ではなく智恵が重要になります。智恵とは豊かな経験から得られるものです。
智恵が重要になってくると昔ながらの”師匠”というものが復活するでしょう。必要なのは豊かな経験なのですから”師匠”が必要なのです。”師匠”から智恵を体得するのがこれからの学習法なのだと思います。
また、思考方法にも変化が出てきます。今後はロジカル・シンキングが重要になります。実際に書店でロジカル・シンキングの本が売れているようですね。
さらに企業では人材教育にも変化が出てきます。”統一的に教える”のではなく、”成長支援”への転換です。智恵を体得するには自発的な意欲が必要です。一方的な教える教育では身につかないのです。
また、知識管理も重要性を増します。知識の集積をうまくやる企業が成長企業になるでしょう。

最後に市場です。
市場では販売代理から購買代理へと変化しているのではないでしょうか。つまり製品主体から顧客主体にシフトしているのです。
ですから付加価値も製品に対してではなく、顧客に対して行われるようになります。その製品で顧客がどう良くなるのか、どう便利になるのかといった点が注目されるようになるのです。
そして競争力から恊働力へとシフトするでしょう。いわゆる「オープンビジネスモデル」です。
1人の顧客に良い製品を提供するために様々な企業が連携していく姿がこれからのビジネスとなります。

こうした内容が2003年時点で出版された本に書いてあります。今どうなっているか・・・。まさにこの本の通りの状況になっていますね。
この本の内容についてもっと詳しく知りたい、という方はぜひご一読ください。今の社会の見方が変わります。


これから知識社会で何が起こるのか―いま、学ぶべき「次なる常識」

これから知識社会で何が起こるのか―いま、学ぶべき「次なる常識」

  • 作者: 田坂 広志
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。