米SEC、XBRLによる財務報告義務化規則を承認 [業務知識]
米SECがXBRLによる財務報告の義務化規則を承認しました。
日本でもEDINETでのXBRL形式での報告が行われており、XBRLによる財務報告はほぼ世界標準になるといってもいいでしょう。
あとはこのXBRLをどううまく使うか、が今後のポイントになってくると思います。
今後の企業業績は単に財務報告では終わらなくなるという意見があります。そうした場合もXBRLでの報告が行われるようになるでしょう。企業基幹システムのどこからでもXBRLでのレポートが取り出せるようになる、それが今後の基幹システムの姿ではないかと思います。
日本でもEDINETでのXBRL形式での報告が行われており、XBRLによる財務報告はほぼ世界標準になるといってもいいでしょう。
あとはこのXBRLをどううまく使うか、が今後のポイントになってくると思います。
今後の企業業績は単に財務報告では終わらなくなるという意見があります。そうした場合もXBRLでの報告が行われるようになるでしょう。企業基幹システムのどこからでもXBRLでのレポートが取り出せるようになる、それが今後の基幹システムの姿ではないかと思います。
「XBRLの衝撃」
XBRLが日本でも順次導入されることはこのブログでも過去に紹介していました。
また、最近は財務だけではなく先行指標に対するXBRLの利用法についても研究されているという話がでていました。
この本はそうした最新の状況をまとめた本です。
さらにいえば、財務指標も単に金融庁や東証に提出するだけではなく、企業内でのシステム連携に利用したり海外子会社を含めた連結会計の簡素化に利用したりと幅の広さを見せてくれています。
先行指標のXBRLも含めて、”あ~なるほど~。こんな使い方ができるようになるんだ~。確かにITによる進化が始まるな~”と予感させてくれる内容です。
「第2のIT革命」はSaaSが持っていくでしょうから、XBRLは「第3のIT革命」になりえる可能性があると思います。
すでにXBRLに関する製品がいくつか出荷されていますが、それにとどまらない利用法を教えてくれたこの本に感謝したいと思います。今からでも会計を勉強して、もっと有効な使い方を考えたいと思います。
XBRLの衝撃―日欧米40数カ国550余機関が推し進める世界標準
- 作者: 花堂 靖仁/ダイヤモンド社
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/03/07
- メディア: 単行本
コメント 0