くりっく365システム障害の原因

クリック365で発生した原因が発表されていました。

原因はハードウェア障害、しかもバックアップに切り替える部分の障害だったため、バックアップも機能しなかったとのことです。

こうした原因部分ってなんとか自動的に検出できないものですかね？もし、通信用機器と原因がわかっていれば、すぐに人手で切り替えが行えていたはずですからね。

今回はバックアップ切り替え部分の障害ということで、こんなところにSiｎgle Point of Failureがあるんだ、ということを学びました。参考にしたいと思います。

7月18日の取引所為替証拠金取引（くりっく３６５）の取引停止原因は、以下のとおりです。

清算システムに組み込まれた通信用機器（ハードウェア）に障害が発生したことによるものです。当該通信用機器は２重化されていましたが、バックアップ用の機器への切り替え箇所における障害であったため、バックアップ用機器への切り替えが行われませんでした。

障害が発生した通信用機器については、翌7月19日に交換をし、現在、システムは正常に稼動しています。

本取引停止につきましては、投資家の皆様、ならびに関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしました。

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東京金融取引所
総務部広報室

タグ：くりっく365 システム障害 Siｎgle Point of Failure