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ANA予約システム障害、原因は暗号化認証機能の有効期限切れ [運用管理]

ANA予約システム障害、原因は暗号化認証機能の有効期限切れ

サーバの暗号化認証機能の有効期限が2008年9月14日の1時44分までで、それが有効期限切れになってシステムが動かなくなったということです。
有効期限は初期値の3年のままだったそうですが、最初に利用を始めたときは暗号化機能を利用するものがありませんでした。
昨年から暗号化機能を利用するようになったとき、この初期値の変更漏れがあったため今回の障害となったそうです。
(本来は初期値から無期限か長期に設定するつもりだったのでしょう)

使わない機能は作らない、アジャイル開発の基本が実施されていればこうした障害は起こらなかったのかもしれません。
また、使わなくても最初から設定をしていれば問題は発生しなかったかもしれません。

システムの設定などはすべてしっかり記録し、システム構成変更前にチェックしなおすなどの対処が必要でしょうね。

ANAの予約システムに障害、14便欠航
14日朝ANAの予約システムで障害発生。
このシステム障害の影響で全国の空港カウンターの一部で搭乗手続きができなくなり、14便が欠航。
現在復旧作業を進めているとのことです。

ANAは昨年5月末にも大きなシステム障害が発生しています。

今回の原因はなんでしょうか?また運用上の設定ミスなどになると、システム運用の体制強化も考えないといけないですね。
(体制ではなく技術力向上のほうが良い場合もありますが)


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コメント 1

miz

暗号化の期限設定って何なんでしょう?
証明書なのかなぁ。
だとしたら、運用に問題がありそうです。
by miz (2008-09-18 23:48) 

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