ストールマン氏、クラウドを「愚かな考え」とバッサリ

FSFの創始者、GNU開発者のR・ストールマン氏（RMS)がクラウド・コンピューティングを「愚かな考え」。

ここでもFSFで語ってきた自由という考えがベースになっていますね。
クラウドでは
　・情報に対するコントロールを第三者に譲渡せざるを得ない
　・ユーザーが管理権を失うことだ
　・業界のこけおどしにすぎない／派手な売り込みキャンペーンにすぎない
だそうです。

　確かにコントロールを失うということは間違いないですね。ただ、ここまでコントロールを失うことに脅威を覚えるのはIT技術者くらいでしょうか？逆にそのコントロールができない、もっと簡単に使いたいという利用者も多くいるのではないでしょうか？

　情報を外部に出したくないという経営者の脅威があるのも事実ですが、それはクラウドでなくアウトソーシングでも同じです。クラウド固有の問題ではない。

RMSが言うこともわかるのですが、現実的にはクラウド（SaaSといっても同じかもしれません）を利用したいというユーザがいるのも事実なので、「愚かな考え」と切り捨てるのもどうかな？？とも思います。

　＃　昔ならRMSが言うのだから間違いないと思っていたかもな～。

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