そもそもERPとは何なのか? [コンサルティング]
偶然にも「チェンジ・ザ・ルール!」を引き合いに出してERPとは何かを再度問う記事が出ていました。
当初ERPはBRPとセットで語られることが多かったと思います。ERPのベストプラクティスにあわせてビジネスルールも変えなければいけない。そしてさらにビジネスルールを見直さなければならない、というのが「チェンジ・ザ・ルール!」のテーマにもなっていたと思います。
しかし実際はどうでしょう。ERPの機能をフル活用している企業はどれだけあるでしょうか?
たくさんあるのであれば、今の時代にBPMという言葉は流行しないですよね・・・。多分どこかにボタンの掛け違いが発生している。そのボタンを掛け直すためにSOAやBPM、ESBという技術が登場してきてさらに複雑度を増しているような気もします。
さて記事の続きはどう結論付けられるのでしょうか。楽しみにしたいと思います。
当初ERPはBRPとセットで語られることが多かったと思います。ERPのベストプラクティスにあわせてビジネスルールも変えなければいけない。そしてさらにビジネスルールを見直さなければならない、というのが「チェンジ・ザ・ルール!」のテーマにもなっていたと思います。
しかし実際はどうでしょう。ERPの機能をフル活用している企業はどれだけあるでしょうか?
たくさんあるのであれば、今の時代にBPMという言葉は流行しないですよね・・・。多分どこかにボタンの掛け違いが発生している。そのボタンを掛け直すためにSOAやBPM、ESBという技術が登場してきてさらに複雑度を増しているような気もします。
さて記事の続きはどう結論付けられるのでしょうか。楽しみにしたいと思います。
「チェンジ・ザ・ルール!」
もともとはERPで生産管理、在庫管理などをやってもうまくいかないのは何故?というところからTOC(制約理論)、リーン手法、そしてSCMといったところに至るゴールドラット博士の書籍です。
ところがですね~、このERP導入企業の部分の課題をTOCなどの問題に限定しないと「ソフトウェアはなぜ売れないのだろう?」、「これからソフトウェアはどのように販売していけばよいのだろう?」という内容のIT本になります。
その答えは
・技術だけではなく、顧客に「バリュー」を売ること
・システムインテグレータではなく、ビジネスインテグレータであること
となります。最近のこのブログによく出てくる「ビジネスインテグレータ」にまた当たるわけです。
そしてこの本の最後には、ソフトウェアの将来は”所有から利用へ”の今のパラダイムシフトを想起させるようなシーンが登場します。「クラウド化する世界」を読んでいたかのような最後のシーンです。
TOCの本を読んだつもりだったのですが、ソフトウェア業界の将来について考える本と捉えることもできるようです。
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