VMwareのクラウド戦略

VMwareのクラウド戦略。大企業は効率よい仮想化運用を、中小企業にはクラウドを

VMware K.K.社長のインタビューの内容です。

VMwareは17日にパートナー向けに、18日に一般向けにvForumを開催しました。
今までVMwareは
第2世代　（ESX2）　　Virtual Infrastracture
第3世代　（ESX3)　　VMware Infrastracture
とブランディングし、第3世代ではデータセンター内のコンピュータの仮想化を進めてきました。そして次世代は
第4世代　（？？？）　Virtual DataCenter OS（VDC-OS）
とブランディングし、データセンター間のコンピューティングに注力するようになります。それに絡んでDR向けにSite Recovery Managerが発表されました。
　＃　それと様々な名称が、vClient、vCloud、vServicesなどvXXXXと呼ぶようになるようです。
　＃　最初がVirtualization Forum -> vForum（社長はこのように呼んでいました）

さらにその先は・・・vCloud（Cloud vService) Initiative。これは実装というよりも規約とかパートナーシップのようなものになりそうです。データセンター内Private CloudとExternal Cloud間でDRやリソース増加などをできるようにしたいと考えているようです。

vClient Initiativeという形でDesktopの仮想化も進めていくようです。これが進むとDesktop仮想化サービスがExternal Cloudで提供されるようになってもおかしくないな～と思いました。
中小・中堅企業でIT部門に人数をさけないところはサーバ分野ではExternal Cloudをうまく活用できるように、そしてDesktop仮想化もExternal Cloudから提供できるようにという考えのようです。

その他、いろいろ情報はありますが後日少しずつまとめていきます。

そうそう。VMwareの本を盛んに宣伝していました。VMware K.K.のスタッフが書いたそうで。
会場で割引購入しましたが、なかなか分かりやすいかなという印象です。

VMware徹底入門 (DVD付)

• 作者: ヴイエムウェア株式会社
• 出版社/メーカー: 翔泳社
• 発売日: 2008/11/13
• メディア: 大型本

タグ：VMWare VDC-OS クラウド・コンピューティング 仮想化