ちょっと試しに読んでみては：『「論理的に話す力」が身につく本』

論理的に話す力、を向上させるという意味では以前紹介した『PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術』のほうをお薦めします。

今回の本は論理的に話すという点も書いてありますが、それよりも例題・解説が凄いな～と思って・・・。
論理的に話すには論理的な思考が必要、ということもあって思考面から正す記述があるのですが、その解説題材が思いっきり「右」寄り、というかなんというか・・・。この本で言う「非論理的な」方々が読んだら激怒しそうな内容です。
特に戦争責任とか侵略戦争とかそういったキーワードは「論理的に」「徹底的に」議論を粉砕しています。論理的ではあるけど、駄々っ子のようにも思えました。
ここまで極端な「論理思考」主義ってのもあるんだな～と思った次第で・・・。

あ、（子供とはなんだ、分別とはなんだ、定義をしろと責められそうですが）分別のつかない子供には読ませないほうがいいと思いますよ。（中道より若干右よりなわたしでも、この本は思想が偏っているな～と感じるので）

「論理的に話す力」が身につく本

• 作者: 北岡 俊明
• 出版社/メーカー: PHP研究所
• 発売日: 2001/03
• メディア: 単行本

こちらがお薦め本です。

PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術

• 作者: 大嶋 友秀
• 出版社/メーカー: 日本実業出版社
• 発売日: 2006/09/07
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

タグ：思想 論理思考 書籍