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「最強のコスト削減」 [自己研鑽]

どんな企業でもおおよそ一番効果が上がるであろう『間接材』のコスト削減にフォーカスした内容になっています。
間接材はどこの部署にもあるが、どこの部署も責任を持たないため一番削減する余地が残されているそうです。
この本では全社レベルの発注をまとめて規模の経済でコスト削減するということを述べていますが、読んでいるうちに本当にそれでよいのか?という疑問が沸いてきました。
間接材であろうとなんであろうとQCDを考える必要があると思います。Q(品質)、C(コスト)はこの本でも語られていますが、D(デリバリ:ここではタイミングと解釈)も重要ではないでしょうか。必要な量が必要なときにある、それが重要だと思います。大量発注をするために消費しきれない量を購入していては無駄が発生してしまいます。それでもいつか消費するものならよいでしょう。しかし、印刷物など劣化するものは消費しきれずに廃棄するのでは意味がありません。
 コスト削減をするならQCDをもっと意識しておく必要があるような気がします。

 こんなことを考えるのも、コスト削減対象にも挙げられているIT企業に勤めているからでしょうか・・・。


最強のコスト削減―いかなる経営環境でも利益を創出する経営体質への変革

最強のコスト削減―いかなる経営環境でも利益を創出する経営体質への変革

  • 作者: 栗谷 仁
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本



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