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電力各社、次世代送電網に1兆円投資 [雑感]

大晦日の日経1面トップ記事が「次世代送電網に1兆円」というものでした。いわゆるスマートグリッド構想。

ただ、『まだ電力会社からの送電中心なんだな~』という感じを受けましたね。
以前紹介したアメリカ(Google)のスマートグリッド構想。この説明を見たときは、なるほど!!、と感嘆したものですが・・・。Googleスマートグリッド構想を送電網2.0とするならば、日本電力各社のスマートグリッド構想は送電網1.5くらいかな・・・。すでに家庭からの売電ができつつあるので送電網1.2くらいにはあるでしょうが、今回の構想はそのバグフィックス+アルファくらいにしか見えない。

 Googleスマートグリッド構想は発電のユビキタス化、Crowd化ともいうべき内容でした。Web2.0と同じようなもの。
日本は・・・まだそこまで到達していませんね。日本はCO2大幅削減を謳ったわけですから、もっと大胆なスマートグリッド構想が登場して欲しいものです。そのためにはIT業界、(電気)自動車業界、家電業界など業界横断的な欲しいところ。電力会社だけで考えていてはいつまでも送電網1.xのレベルの粋を出ないような気がします。
 せっかくの国家成長戦略、こうした点にも注目して欲しいですね。

Google's Smart Grid
10/25のNHKスペシャル 自動車革命をご覧になった方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
そこでGoogleのスマートグリッド構想の一端が紹介されていました。

スマートグリッドについては一部で「日本にスマートグリッドは不要」なんていう意見もあったようですが、見方が狭い??と思ってしまうくらいGoogleの構想は壮大です。なにせ各家庭が発電所となり、ネットをつかって需給調整しようというのですから。
ここでの自動車の位置づけはもちろん移動手段の1つでもありますが、もう1つは家庭での燃料電池の役割。車を利用しないときは太陽光発電で出来た電池を蓄電し夜にそれを活用しようというもの。もちろん余った電気はGoogle Smart Gridで需給調整。

以下略



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