「REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方」 [自己研鑽]
著者はCreative Commonsの創設者。
(参考:Creative Commons Japan)
サブタイトルにあるハイブリッド経済とは
商業経済・・・一般的なビジネス環境
共有経済・・・オープンソースのような環境
です。インターネットが一般に広がった現在、共有経済も世界レベルになっています。商業と共有では一見すると相反する経済のようにみえますが実は両者は共存する。共存するのが当然であると著者は述べています。
もう1つ、この本の中で面白い表現があります。
本書では著作権について多くの時間を割いていますがその利用方法も2つに分類される。それがRO(Read Only)とRW(Read Write)。CDや書籍などはRO文化、商業経済の象徴です。それに対してOSSなどはRW文化、共有経済の象徴です。今の著作権はROに主眼がおかれRWを避けようとしている。しかし新しい文化、新しい人材を生むのはRW文化。例えば音楽の『REMIX』はRW文化ですが、現在は著作権の影響が強く『REMIX』が阻害されている・・・。著作権はRWをもっと考えなければならない、というのが著者の主張です。
ところで、これと同じタイトル、同じテーマの番組が4月17日20時~ NHK BSハイビジョンで放送されます。
本書に興味のある方はこの番組もご覧になるとよいかもしれません。
(参考:Creative Commons Japan)
サブタイトルにあるハイブリッド経済とは
商業経済・・・一般的なビジネス環境
共有経済・・・オープンソースのような環境
です。インターネットが一般に広がった現在、共有経済も世界レベルになっています。商業と共有では一見すると相反する経済のようにみえますが実は両者は共存する。共存するのが当然であると著者は述べています。
もう1つ、この本の中で面白い表現があります。
本書では著作権について多くの時間を割いていますがその利用方法も2つに分類される。それがRO(Read Only)とRW(Read Write)。CDや書籍などはRO文化、商業経済の象徴です。それに対してOSSなどはRW文化、共有経済の象徴です。今の著作権はROに主眼がおかれRWを避けようとしている。しかし新しい文化、新しい人材を生むのはRW文化。例えば音楽の『REMIX』はRW文化ですが、現在は著作権の影響が強く『REMIX』が阻害されている・・・。著作権はRWをもっと考えなければならない、というのが著者の主張です。
ところで、これと同じタイトル、同じテーマの番組が4月17日20時~ NHK BSハイビジョンで放送されます。
本書に興味のある方はこの番組もご覧になるとよいかもしれません。
コメント 0