「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階」 [自己研鑽]
なんか絶妙のタイミングで出版された本になっていますが、企画されたのはリーマンショック前だそうです。
ま、21世紀になってあちこちで撤退の戦略とかそういった本がぼちぼち出始めていましたから不思議ではないのですが、本書は今までの2冊「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則」「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」に負けず劣らず非常に役立つ内容です。
本書で述べている5段階とは
1.成功から生まれる傲慢
2.規律なき拡大路線
3.リスクと問題の否認
4.一発逆転の追及
5.屈服と凡庸な企業への転落か消滅
です。1から3は衰退というよりも成長期に現われる段階。成長期に衰退への兆しに気づけばさらなる繁栄を、気づかなければ衰退への道へと進むわけです。でもなかなか判断は難しいですよね。
例えばアップルなんてどうでしょう??個人的には1の段階は当てはまるのではないかと思っています。2は微妙ですね。規律なきという点はきっと当てはまらない。でも危険性ははらんでいるような気がします。(S.ジョブズがいなくなったら・・・、規律は守られるのか?実際一度やっていますからね~)
4段階以降は衰退への道を進みだしているわけですから、当事者も気づくことが多い。ただ、「衰退」と捉えられるかどうかは当事者次第です。この段階で衰退の道へ進んでいることに気づけばまた繁栄路線に戻ることもできる。いくつもの企業が実際に4段階まで到達し、なおかつ復活しているのが本書の中で紹介されています。
(どうやって気づき、何をやって再び繁栄の道に戻ったのかは本書を読んでください)
いくつもの企業の事例を読んでいると自分が見聞きしてきた事柄が「あれって衰退の兆候??」と感じることがあります。ほんと、衰退の兆候って足元に転がっているものですね・・・。
成長を維持する会社でいるためには、何が衰退をもたらすのかをちゃんと理解していないといけません。本書は必読だと思います。
ま、21世紀になってあちこちで撤退の戦略とかそういった本がぼちぼち出始めていましたから不思議ではないのですが、本書は今までの2冊「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則」「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」に負けず劣らず非常に役立つ内容です。
本書で述べている5段階とは
1.成功から生まれる傲慢
2.規律なき拡大路線
3.リスクと問題の否認
4.一発逆転の追及
5.屈服と凡庸な企業への転落か消滅
です。1から3は衰退というよりも成長期に現われる段階。成長期に衰退への兆しに気づけばさらなる繁栄を、気づかなければ衰退への道へと進むわけです。でもなかなか判断は難しいですよね。
例えばアップルなんてどうでしょう??個人的には1の段階は当てはまるのではないかと思っています。2は微妙ですね。規律なきという点はきっと当てはまらない。でも危険性ははらんでいるような気がします。(S.ジョブズがいなくなったら・・・、規律は守られるのか?実際一度やっていますからね~)
4段階以降は衰退への道を進みだしているわけですから、当事者も気づくことが多い。ただ、「衰退」と捉えられるかどうかは当事者次第です。この段階で衰退の道へ進んでいることに気づけばまた繁栄路線に戻ることもできる。いくつもの企業が実際に4段階まで到達し、なおかつ復活しているのが本書の中で紹介されています。
(どうやって気づき、何をやって再び繁栄の道に戻ったのかは本書を読んでください)
いくつもの企業の事例を読んでいると自分が見聞きしてきた事柄が「あれって衰退の兆候??」と感じることがあります。ほんと、衰退の兆候って足元に転がっているものですね・・・。
成長を維持する会社でいるためには、何が衰退をもたらすのかをちゃんと理解していないといけません。本書は必読だと思います。
タグ:ビジョナリー・カンパニー 書籍
コメント 0