SSブログ

ビジネスインテリジェンスの新潮流 [業務知識]

先日ビジネスインテリジェンスの本をご紹介しましたが、世の中ビジネスインテリジェンスについての状況が過去のものとは変わってきているよ、という記事がITMediaで紹介されております。
「ビジネスインテリジェンスの新潮流」
BI製品は今出てきたわけではなく、ずいぶん前から存在し市場に提供されていました。しかし、BIで情報を提供する対象として考えられてきたのは経営層や企画部門。ごく一部のアナリスト的存在のためにBI製品は提供されてきました。しかも高価。経営分析を行うツールだから高価でもいいからということで導入してきました。
しかし、昨今の「見える化」の考え方の出現でその状況は一変したといってもいいでしょう。従来の経営層や企画部門は従来どおり複雑なアナリスト的な分析を行う一方、現場のマネジメント層や現場担当者もBIで出力される数値から情報を得て、業務を改善・業績への注目度を上げております。こうした現場では複雑な分析までは不要で、自部署・自分自身のKPIの動向がわかるダッシュボードがあれば十分、まれにマネジメント層が自部署の分析を行う程度という形になってきました。
こうしたことからビジネスインテリジェンスは新しい時代を迎えたといってもいいと思います。そうした状況を紹介しているのが今回の記事です。連載物でまだ第1回ということですので、今後の記事にも注目していきたいと思います。

「意思決定を支えるビジネスインテリジェンス」
BIに関する本ですが、BIの技術的な面ではなくビジネスインテリジェンス(企業内情報)の概念を主体とした説明を中心とした本になっています。
前半はビジネスインテリジェンスが企業の意思決定にどのように関与したのか、ビジネスインテリジェンスがなければ意思決定ができないということを中心に説明しています。後半はビジネスインテリジェンスの適用機会の洗い出し、実際の適用についての話になります。後半になるとBIの技術的な話が出てきます。
 話を簡単にするため、SQL Serverを利用したケースを説明していますが特に製品に特化した内容は書かれていません。
 BIの導入を考えている方は実例やその導入の手順(洗い出しや適用)が参考になると思います。



意思決定を支えるビジネスインテリジェンス―企業情報を見える化する実践的アプローチ

作者: Elizabeth Vitt出版社/メーカー: 日経BPソフトプレス発売日: 2007/03メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。