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「外資系コンサルの真実」 [コンサルティング]

 この本は戦略系2大コンサルティングファームであるマッキンゼーとボストンコンサルティンググループ(BCG)がどのような方針・体勢でコンサルティングを行っているか、コンサルタントの年収と昇進に関する厳しい現実などを紹介しています。
これらのコンサルティングファームはアップorアウト(昇進か退職か)という厳しい現場で、能力がなければ即退職を促される世界だそうです。また、マッキンゼーは世界均一体勢ですので、ある企業でのコンサルが始まった場合、プリンシパルは米国人、マネージャは日本人、以下アソシエート、アナリストは日本人、韓国人、米国人などと国籍や住居には関係なくチームが構成され、当該顧客企業に出向くそうです。ほんとうに厳しい世界だということがよくわかりました。
 また、コンサルティングの方針もマッキンゼー流、BCG流それぞれありますがその根本的な考え方は一緒で顧客のためにベストの提案をするというあたりまえのことを厳しく実行していることがわかります。
 単にコンサルってどんなところ、と知りたい人ももっと読みたいという気分になっていくと思います。

 私たちは戦略系コンサルティングファームにはかないませんが、いちIT企業の一員として彼らのコンサルティングを参考にITコンサルティングを展開していければと思います。

外資系コンサルの真実―マッキンゼーとボスコン

外資系コンサルの真実―マッキンゼーとボスコン

  • 作者: 北村 慶
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本


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