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みずほ証券 誤発注裁判経過 [雑感]

東証に対し今度はテスト結果の「原資料」を提出するよう求めました。
提出されていたテスト結果の資料で、不良件数が一致せず実態がわからないとして申し立てたものです。

これを聞いたテスト担当者はヒヤヒヤしていると思います。(私が担当なら落ち着かないです・・・)

加えて、業務規程における売買停止とは、誰が何をする行為なのかを明確に主張するよう求めたそうです。

みずほ証券側からの攻勢は続きますが、東証側からの反応は薄いようです。ついに業務規定の解釈論にまで達してしまいました。いまだソースコードを提出しない東証の状況からみて、反撃はなかなか難しいようですね。
どこで決着するのか、それとも和解に持ち込むのか。
みずほ証券も、新光証券との合併が控えていますので、早急に解決したいところですね。

みずほ誤発注裁判、ソースコードの提出命令を要求
みずほ証券誤発注に関する東証とみずほ証券の裁判について、みずほ側がソースコードの提出命令を申し立てました。

東証が提出したシステムの開発受託契約書上、著作権は東証側にあると明文化されているため、今回の対象は東証にターゲットを絞った模様です。

さて、前回は資料公開に応じなかった東証側ですが、今回はどういった行方になるでしょうか。
ソースコードを提出したら、バグだったことが明確になりますからね(事象を聞いただけでバグの内容が推定できたくらいですから)。ある程度の責任は東証側にあるという判決になる可能性があります。

ただ、システム提供側はすべてのケースでバグがないということを保証できませんから、どこまで東証の責任と判断されるかですね。
 今後はバグがあっても保証はしない、という契約内容に変更されていくのではないでしょうか・・・。

みずほ誤発注裁判、ソースコードは提出されず
みずほ証券の誤発注問題でソースコード、修正内容の開示を求めていたが、東証側・富士通はソースコード・修正内容の資料は公開しなかった。

ただ、金融庁にすでに提出していた説明資料は裁判所に提出した。
みずほ証券はとりあえずこの資料を基に東証の責任を追及する見込み。

ソースコードなどは参照されたら東証側が圧倒的に不利ですから理由をつけて出さないようにしているのでしょう。



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