ソフトウェア業界の工事進行基準適用について [業務知識]
ソフトウェア業界にも工事進行基準が適用されるという話が前に出ました。
それに関する話題がITProで掲載されていました。
そこでは工事進行基準の先輩格、建設業の商習慣について話がありましたが、工事進行基準のため仕様変更は再見積もり・と納期の再設定を顧客に同意させるそうです。客がなんと言おうと法律で縛られていますから、なんとしても同意してもらう。そういった商習慣がすでに出来上がっているそうです。
ソフトウェア業界もそれくらいにならないととても対応できそうにありません。現場は1年間くらい混乱続きになりそうな予感。
でなければ、すこし契約の仕方を変えてもらいましょう。(アジャイル開発もどうするか考えないといけないかも)
また、ソフトウェア業界もソフトウェアプロダクトライン開発をもっと推し進めていかないと自分たちが大変になるだけですね。もっと製品開発プロセス/製品開発ライフサイクルの見直しをしていきましょう。
ちなみに、実は工事進行基準の問題は他のサービス業でも適用されるそうです。ということはビジネスチャンス到来。プロジェクト型ビジネスを採っているところはすべてプロジェクト管理をしっかりしないといけないのです。
前に考えたプロジェクト管理の製品案の重要度を上げて考えようかな。
いろいろ調べてみているのですが、IT業界以外で工事進行基準を義務付ける業界というのがわかりません・・・・。建設・土木・電気機械製造といった企業が対象というのはわかったのですが・・・。
どなたかわかりませんか?
by たーとる (2007-12-11 06:40)