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不景気を乗り切れるか、ソフトウェア業界・・・ [雑感]

昨日の東京株式市場の大きな下落に続き、今日も下落が予想され13,000円割れもあり得そうです。
株式市場だけみると少なくとも2008年前半は不景気が続きそうです。2008年全体的に日米では不景気になりそうな状況。

こうした状況の中、ソフトウェア業界はどうなっていくのでしょうか?
昨年からの流行であるSaaSや可視化経営が大きなポイントを握っているのではないかと思われます。
現時点で不景気が予想される状況では2008年度予算ではIT投資が減速される可能性があります。こうした中でも投資される可能性があるのは低価格で始められるSaaSです。利用する分だけ支払いをすればよいので、不景気でも利用価値があるものだけ利用するということで注目がさらに集まると思います。また、こうした不景気ですから業務の改善が注目され、先を見越した投資が出来る企業では可視化経営を進めるものと考えられます。
 さて、ソフトウェア業界特にSaaSベンダーから考えますとサービスを開始するためにはあらかじめハードウェアを含めたシステムを保有しなければならないため、先行して資金と投資しなければならない状況となります。あとは月々の利用料で回収する・・・、不況の時代に事業拡大するには厳しいサービスです。まさに企業体力が試されます。

 不景気の状況では請負開発のシステムは減少し、かつ低価格化が促進する可能性が高いと思います。一度低価格化が進めばその後景気が回復しても価格上昇はあまり見込めない。こうした部分からみてもソフトウェア業界にとっては厳しい経営状況になると推測されます。内部統制特需も2008年まで。特需が一巡した後はさまざまな面で低価格なサービスが登場するものと考えます。

 今の不景気は2008年から2009年まで続くのではと見込まれています。この1~2年はソフトウェア業界の再編、構造変化が一気に進むのではないかと思われます。

 あくまで個人的な予測ですが、それほど外れてはいないと思うのですが・・・。


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